断食で寿命延長、米大学の研究調査で明らかに
(last modified Thu, 06 Apr 2023 10:26:15 GMT )
4月 06, 2023 19:26 Asia/Tokyo
  • 断食で寿命延長、米大学の研究調査で明らかに
    断食で寿命延長、米大学の研究調査で明らかに

米ユタ州立大学・栄養生理学部による最近の研究から、断食すなわち断続的な絶食により寿命が延びることが明らかになりました。

新たな研究によりますと、最も効果的な減量戦略の1つは、食事の内容ではなく、食べる時間を変えることです。断続的な断食の一形態である時間制限のある食事は、日中の食事の機会を少なくすることになります。長期間の断食の間に、以前の食事で摂取されたカロリーが使い果たされ、体が体脂肪の燃焼を開始します。

世界的な経済誌フォーブスによりますと、ユタ州立大学・栄養生理学部が実施した最近の研究では、断食や断続的な絶食が長生きに役立つ可能性があることが示されています。

定期的に断食をしている人は、特定の時間にだけ食事をすることになります。調査研究によれば、1 日に特定の時間断食する、もしくは週に数日は1食だけにすることで、健康増進の効果が得られる可能性があります。

断続的な断食は、結果を得るために必ずしも食事内容を変える必要がないため、他の形式のダイエットとは異なります。もっとも、高カロリーのジャンクフードを食べることは推奨されません。専門家は、空腹時でも気分を良くするのに役立つ主要な栄養素を含むさまざまな食物の摂取を推奨しています。

断続的な断食は、各種の内臓疾患を防ぐ上でも役立ちます。こうした食事形態を維持することで、心臓病、2型​​糖尿病、加齢に伴う神経障害などの慢性疾患の予防、改善につながるという注目すべき証拠が存在しています。

 


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