ハンガリー首相が仏大統領支持、米の「属国ではない」発言めぐり

ハンガリー首相が、アメリカの同盟国は同国の属国ではない、としたフランス大統領の表明を支持しました。

フランス通信によりますと、ハンガリーのオルバン・ビクトル首相は14日金曜、米国の同盟国は米の「属国」ではないと発言したフランスのエマニュエル・マクロン大統領を支持する考えを示しました。

また、「米国の外交政策の利益が欧州のそれと一致するのかどうか、よく考える必要がある」と強調しました。

さらにマクロン大統領の発言に関して、ラジオを通じた演説で、「仏大統領が探しているのは潜在的なパートナーであって、敵ではない。これはハンガリーの立場に近い。われわれは他者の利害を考慮するのではなく、自らの利益を優先しなければならない」と述べています。

マクロン氏はこれに先立ち、「欧州は米中いずれにも追随すべきではない」と述べ、「台湾をめぐる緊張激化にも巻き込まれるべきではない」とも主張していました。

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