ペルーで、800~1200年前の子どものミイラが出土
(last modified Thu, 27 Apr 2023 07:25:39 GMT )
4月 27, 2023 16:25 Asia/Tokyo

ペルーの首都リマ郊外のカハマルキリャ遺跡で、800~1200年前の12~13歳の子どものミイラが出土しました。

発掘チームが25日に発表した内容によると、ミイラは保存状態が良く、髪の毛や皮膚の一部が残っているということです。

他にも腕と脚の皮膚が一部残っていたほか、頭部は体から離れていたものの、髪の毛が残っていました。そばには石製の武器、皿、銅製の針、布、トウモロコシ、トウガラシがありました。

発掘チームを率いるヨミラ・フアマン氏はAFP通信に対し、ミイラが見つかった墓穴は深さ約2メートルで、上には大きな岩が載せられていたと話しました。現時点でミイラの性別は不明です。

カハマルキリャ遺跡はインカ文明よりも前の紀元前200年ごろに開かれた泥の建築でできた都市で、紀元1500年ごろまで使われていました。1万~2万人が住んでいたと考えられています。
 


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