May 04, 2023 18:11 Asia/Tokyo
  • アントニオ・グテーレス国連事務総長
    アントニオ・グテーレス国連事務総長

アントニオ・グテーレス国連事務総長が、5月3日の「世界報道自由デー」にちなみ、「報道の自由は民主主義と正義の基本原則であり、人権の中核である」と語りました。

イルナー通信によりますと、グテーレス国連事務総長は米ニューヨーク時間の3日水曜、「世界報道の自由デー」の式典で、「世界のあらゆる場所で、報道の自由が攻撃されている。真実は、誤った情報とヘイトスピーチによって脅かされている。これらの行動は、現実と空想、科学と陰謀の間の境界の抹殺を狙っている」と述べています。

また、「我々は、一部の輩の手へのメディア産業のさらなる集中、多くの独立報道機関の財政破綻、ジャーナリストを制限する国内法や規制や検閲の増加、表現の自由への脅威に直面している」としました。

そして、「2022年には少なくとも 67人のジャーナリストが殺害されているが、この数字はその前年と比較して50%も増加している。また女性ジャーナリストの4 分の3近くがオンライン空間での暴力を経験しており、さらに4人に1 人が身体的脅迫を受けている」と語っています。

加えて、「『世界報道自由デー』には世界が一丸となって脅迫や攻撃の停止を叫ぶとともに、責務遂行中という理由でのジャーナリストの逮捕・投獄、そして真実や真実を語る人々を狙った攻撃、フェイクニュースや誤ったニュースの拡散を、止めるよう叫ぶべきだ」としました。

 


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