2月 10, 2024 18:24 Asia/Tokyo
  • 国連のグテーレス事務総長
    国連のグテーレス事務総長

国連のグテーレス事務総長が、西アジアでの緊張増大に懸念を示すとともに、地域情勢におけるイランの役割を建設的で、安全・安定確立を目的としたものだとの見方を示しました。

シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ攻撃の激化と西アジアの緊張増大をうけ、グテーレス事務総長「地域情勢におけるイランの建設的役割に鑑み、同国政府に対し緊張拡大の阻止に向け努力するよう求める」と語りました。

その上で、「我々全員が、西アジアや紅海における安定確立と緊張緩和のため全力を挙げる必要がある」と強調しました。

イスラエルの犯罪への報復として、パレスチナの各抵抗組織は昨年10月7日、ガザ地区内からイスラエル拠点に向けて電撃作戦に踏み切りました。同日以来これまでに、2万8000人近くのパレスチナ人がイスラエル軍のガザ攻撃により殉教しました。

イスラエル政権による攻撃の激化や同政権へのアメリカの支援により、レバノンやイラク、シリア、イエメンの各抵抗組織も、パレスチナ国民を支持するため、イラクやシリア、さらには紅海にあるイスラエル軍やアメリカ軍の基地を無人機やロケット弾などで攻撃しています。

イランはガザ戦争開始当初から、停戦と民間人虐殺の停止を求めてきました。シオニスト政権はこうした要求を無視しただけでなく、アメリカやEUといった最も近しい友好国からの停戦提案にすらも反対してきました。

 


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