May 23, 2023 18:56 Asia/Tokyo
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ロシア国際問題評議会のメンバーは、広島でのG7サミット首脳声明は、西側諸国が各国の主権と独立に手を出す行為であると述べた。

イルナー通信によりますと、ロシア国際問題評議会メンバーのアレクサンドル・クラマレンコ氏は23日火曜、G7首脳陣がイランに対しウクライナ問題でロシアを支援しないよう促したことについて、G7の権限から外れる事柄だとしながら、「諸国に何らかの行動を求めるには、国連の承認が必要だ」と述べました。

続けて、「我が国は、現在の西側との対立において、自国の主権と独立のためにではなく、西側の抑圧や破壊行為から全世界を解放するために戦っている」としました。

そして、「G7サミットの首脳声明では、米国が1945年に広島への原子爆弾を投下し数十万人の罪のない人々の命が奪われたことには触れなかった」と指摘しました。

この声明は、アメリカとその同盟諸国が戦争を長引かせたり武器売却による収入を増やすために行う、ウクライナへの武器、軍事品、金銭を含めた全面的支援には全く言及せずに、イランがウクライナ戦争でロシアを軍事的に支援していると主張しながら、同国に対し、無人機供与などのロシア支援を止めるよう求めていました。

イラン外務省のキャンアーニー報道官もこの声明をめぐり、根拠のない捏造された理由による自国への非難が含まれているとして、強く反発しています。

 


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