6月 14, 2023 16:12 Asia/Tokyo

機密文書持ち出しなどを巡り起訴されたトランプ前米大統領が、フロリダ州マイアミの連邦地方裁判所に出廷し、無罪を主張しました。

ロイター通信によりますと、トランプ氏は現地時間の13日火曜、罪状認否で、権限がないのに国防に関わる文書を保持したスパイ防止法違反31件の罪に問われているほか、司法妨害や虚偽陳述の罪なども含め起訴された37件の罪状全てについて無罪を主張しました。

 

トランプ氏

 

マイアミの連邦裁判所前では今月12日、トランプ氏支持者らの抗議デモの激化に備えて黄色いテープで規制線が張られるなど、厳戒態勢が取られました。

トランプ氏が出廷するのはここ数カ月で2回目となります。

トランプ氏は、去る4月にはポルノ女優に金銭を支払った容疑で無罪を主張しており、このときの裁判はニューヨークで実施されました。

 

トランプ氏

 

トランプ氏はこれまでに無実を繰り返し主張しており、民主党のバイデン現政権が自分を標的にしていると非難してきました。

また、「不正なディールだと思う。我々の国は不正に操作されている。腐敗した国だ」ともコメントしています。

トランプ氏は、連邦法違反で起訴された米米史上初の大統領経験者となっています。今回の起訴により、2024年大統領選で再び勝利を目指すトランプ氏にとって、長い法廷闘争が始まったことになります。

 


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