米でサルモネラ菌による中毒が増加
8月 24, 2023 21:37 Asia/Tokyo
米保健当局は、サルモネラ菌による中毒が増加していると明らかにしました。
サルモネラ菌はカメや爬虫類などからヒトに感染するとされています。また、卵や肉などの食品を媒介して感染する場合もあります。症状は菌が体内に入ってから6時間から6日程度で表れ、下痢、発熱、胃の不快感などがあります。
イルナー通信によりますと、CDC・米疾病予防管理センターは23日、全米11州で少なくとも26人がサルモネラ菌に感染し、そのうち9人が入院しているということです。
CDCは、サルモネラ菌は小型のカメに触ると感染する危険性があるとして、カメを抱いたりキスしたりすることは避けるよう警告しました。
CDCの責任者によると、どのカメもサルモネラ菌を媒介する可能性があるものの、甲羅が4インチ以下のものは特にその危険が高いということです。
サルモネラ菌の感染拡大をうけて、米国では法律に基づいて甲羅が4インチ以下のカメの販売などが禁止されました。
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