10月 11, 2023 20:18 Asia/Tokyo

ロシアのプーチン大統領が、シオニスト政権イスラエルの占領地で起きている衝突について、米国の政策の失敗を示す「明らかな事例だ」と述べました。

米CNNによりますと、プーチン氏は10日火曜、「中東(西アジア)で状況が急激に激化しているのを目にしている。これが(イスラエルとパレスチナの間の)あらゆる和解を独占しようとした米国の中東政策の明確な失敗例だということに多くの人々が同意するだろう」と語っています。

さらに、米国の取り組みは双方が受け入れられる妥協を優先していないと批判し、パレスチナの人々の基本的な利益を考慮することなく考えや圧力を押し付けるものであることが多いと強調しました。

そして「残念なことに、彼ら(米政権)は双方が受け入れられる妥協点を見つけることに関心はなく、それどころか、どのようにすべきか自分たちの考えを前面に押し出し、双方に圧力を加えていた」と指摘しました。

加えて、米国がパレスチナの人々の基本的な利益を考慮していないとし、独立した主権を持つパレスチナ国家の創設に関する国連安保理の決定を履行することが必要だとの見方を示しています。

また、民間人の被害を最小限に抑える必要性を強調し、全ての当事者に対して、この目標を優先するよう求めました。

なお、プーチン氏がパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによるイスラエルへの攻撃について言及するのは今回が初めてのことです。

 


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