10月 25, 2023 20:12 Asia/Tokyo

WFP世界食糧計画が、「飢餓がパレスチナ・ガザ地区住民の生命を脅かしている」として警告しました。

カナダCBCニュースによりますと、WFP渉外上級担当はエジプトにおいて「連絡が取れず、おそらく飢餓により亡くなっている家族もいるかもしれない」と述べています。

そして、「インフラが被害を受け、また燃料が不足しているため、長距離の移動はできず、トラックも往来不可能だ」と語りました。

さらに、「ガザへの流入が認められている人道支援物資は、包囲地域の民間人の窮状に比べれば微々たるものに過ぎない」と述べました。

 

ガザ住民の生命が脅かされている

 

24日火曜にもWFPの緊急事態対応次長、ブライアン・ランダー氏が「ガザは、絶対的な人道上の一大惨事となっている」としています。

また、「ガザでは生きていくために海水を沸騰させなければならない人もおり、状況は悪化している」と警告しました。

OCHA国連人道問題調整事務所は、ガザ地区の小麦粉は1週間以内に枯渇すると警告した。

 なお、パレスチナ保健省報道官は25日水曜、「今日現在、ガザ地区の病院では一切の手当・処置も行えなくなり、今やガザ地区の医療システムは完全崩壊の段階に達している」と語りました。

 


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