仏ルーブル美術館の入場料が3割値上げ、3500円に
1月 16, 2024 16:57 Asia/Tokyo
仏パリにあるルーブル美術館の入場料が約3割値上げされました。
フランス通信によりますと、ルーブル美術館の入場料が15日月曜、約3割値上げされ、17ユーロ(約2700円)から22ユーロ(約3500円)に変更されました。
今回の値上げについてルーブル美術館側は、エネルギー価格の上昇を挙げており、2021~22年には88%増となったとする一方で、開館時間の延長も予定しているということです。
もっとも、値上げによる影響はあまり見られない様子で、15日朝には気温が冷え込む中でも、施設の外には列ができていました。
ある日本人観光客は、「びっくりしました。そんなにすぐには来られないので、値上げしたとしても価値はあるかな」とコメントしました。
一方、イタリアから来たという女性(70)は「文化施設への入場料としては少し高すぎる」と納得できない様子を見せていました。
世界から観光客が集まるルーブル美術館の入場料値上げは7年ぶりのことです。
世界的によく知られているルーブル美術館には、レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」も収蔵されています。
24年のパリ開催を前に、市内では今月からベルサイユ宮殿でも入場料が値上げされるなど、値上げが相次いでいます。
特に地下鉄料金の値上げ幅は大きく、五輪開催期間に当たる7、8月には2倍となる予定です。
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