米上院議員サンダース氏、米の盲目的な対イスラエル支持を批判

米バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員が、バイデン政権の盲目的なイスラエル支持および、パレスチナ人の権利を無視していることを批判しました。

サンダース議員は10日土曜夜、自身のXに「アメリカはパレスチナ国民の権利を無視しておきながら、イランと中国の人権をどう批判しているのか？」と投稿しました。

また、「もしアメリカがパレスチナ・ガザ地区でイスラエルという大量虐殺政権の戦争に資金提供し続けるなら、どうしてウクライナ戦争と同国の民間人や民間インフラが標的にされていることを批判できるのか？」として疑問を提起しました。

サンダース議員は、米国の対イスラエル武器援助にイスラエルによる人権侵害の調査を条件とする付帯決議案を提出しましたが、上院で多数派の反対により否決されました。

米国はイスラエルに年間38億ドルに相当する掃海爆弾や戦闘機などの軍事援助を提供しています。

サンダース議員は以前、「ネタニヤフ首相率いるイスラエル右派内閣が始めた戦争は、21世紀で最大の破壊を引き起こした」とコメントしていました。

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