2月 20, 2024 18:49 Asia/Tokyo
  • ブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領
    ブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領

ボリビアのモラレス元大統領が、「シオニスト政権イスラエルの占領に対するパレスチナ人の抵抗への支持・擁護」を理由に、シオニスト政権の言葉による攻撃に対抗するブラジル大統領を支持しました。

ボリビアのモラレス元大統領

 

エチオピアの首都アジスアベバで18日日曜に開催された第37回AUアフリカ連合首脳会議で、ブラジルのルラ・ダ・シルバ大統領は、ガザ地区でイスラエル政権が行うパレスチナ人の「虐殺」について非難するとともに、「ガザ地区でイスラエルが行う戦争は、ユダヤ人の滅亡を狙ったアドルフ・ヒトラーの戦争に例えられる」としました。

一方、大量虐殺を実行中のイスラエル政権は、イスラエルのガザ侵攻をホロコーストになぞらえたルラ大統領の発言への反応として、ルラ氏を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」だとしました。

ブラジル外務省筋は、ルラ大統領がこれを受けて、イスラエル占領地に駐在するブラジル大使を本国に召還したとしています。

この件をめぐり、ボリビアのモラレス元大統領は、SNSの「X(旧Twitter)」に、イスラエル占領に反対するルラ氏を支持すると投稿しました。

モラレス氏はまた、「子どもを殺める虐殺者政権からブラジル大統領が不愉快な要素と称されることは、ルラ氏にとっては有利なメリットだ」と述べています。

 


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