米マスク氏が自国諜報機関のためにスパイ衛星網構築
3月 18, 2024 17:44 Asia/Tokyo
ロイター通信が情報筋の話として、SNS「X(旧ツイッター)」のオーナーであるイーロン・マスク氏が、NRO・アメリカ国家偵察局のために数百機のスパイ衛星でネットワークを構築中であると報じました。
情報筋がロイター通信に語ったところでは、マスク氏所有の企業「スペースX」は、アメリカ国防総省の諜報機関であるNROと極秘に契約を結んだということです。
スペースXはこれ以前に、打ち上げロケット「ファルコン9」でスパイ衛星「スターシールド」1号機を、他の衛星とともに周回軌道へ投入していました。
情報筋によれば、地上の詳しい状況が撮影可能なスターシールドは現在、地球低軌道で運用されています。
これに関連しては、米紙ウォールストリート・ジャーナルが先月、スペースXがどこかの諜報機関と18億ドルで極秘契約を結んだと報じていましたが、その詳細については明らかにされていませんでした。