Pars Today

イエメン武装軍のヤフヤー・サリーウ報道官は、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が国連総会から戻るのに合わせ、同政権占領地内のベン・グリオン国際空港をミサイルで攻撃したと明らかにしました。

【ParsToday西アジア】今世紀最大の戦闘状態にある西アジアでは、シリア東部にある米軍司令部への大規模攻撃、レバノン南部およびパレスチナ・ガザ地区でのイスラエルの継続的な攻撃、ベン・グリオン国際空港へのミサイル攻撃、そしてイラク無人機による占領地エイラート港への攻撃などが過去24時間の間に立て続けに起きました。

ヒズボッラーのミサイル攻撃第4波が占領地に向けて発射

カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、レバノンのヒズボッラーはイスラエル占領地北部にあるアル・ジャリル地域にミサイルの雨を浴びせました。ヒズボッラーの最新の対イスラエル作戦の1つはおよそ100発のロケット弾、1発の弾道ミサイル、中距離ミサイル・ファディ3を発射することでした。情報筋も、占領地南部にあるエイラート港で複数の爆発が発生したと報じています。

イスラエルがレバノン南部にある救急センターを攻撃

イスラエル軍戦闘機は29日日曜未明から朝まで数回にわたり、レバノン各地からシリア国境までの地域を爆撃しました。レバノン国営通信社は、イスラエルの戦闘機がレバノン南部タイル・デッバの町にある救急センターを爆撃し、これにより4人が殉教した他、数人が負傷したと発表しました。

イスラエル戦闘機がガザ地区ジャバリヤのキャンプを攻撃

シャハーブ通信によりますと、イスラエル戦闘機はガザ北部ジャバリア・キャンプ内のアルアラミ地区にあるパレスチナ人の住宅も爆撃し、これによりパレスチナ人5人が殉教、他複数名が負傷しました。イスラエルはさらにガザ地区アル・シャビーも攻撃し、その結果パレスチナ人3名が殉教しています。

イラク抵抗組織の無人機がエイラート港を攻撃

イラク・イスラム抵抗組織は声明で、民間人の殺害というイスラエルの恒常的な犯罪への報復および、ガザとレバノン市民への連帯を目的として、複数の自爆型無人機でイスラエル占領地南部エイラート港内の重要な中枢部を攻撃したと発表しました。また、今後さらに激しい攻撃による敵の拠点の粉砕・撃破を強調しました。

シリア東部の米占領軍基地が自爆型無人機の攻撃受ける

アルジャジーラは、シリア・デリゾール東部の「クニコ」ガス田における米占領軍基地で自爆型無人機による攻撃を受け大規模な爆発が起きたと報じました。これに対し、アメリカの消息筋はまだ死傷者関連の情報を発表していません。

イラク・シリア国境地帯への米軍の攻撃で18人が殉教

アルジャジーラはさらに、米主導の西側連合軍がシリア・イラク国境近くのアル・ブカマル地区にあるイラクのセイエド・アル・ショハダー大隊傘下の本部を攻撃し、この攻撃で18人が殉教したと発表しました。

イエメン軍報道官「ネタニヤフ氏到着時にベン・グリオン空港を狙い攻撃」

イエメン軍のヤフヤー・サリーウ報道官は声明の中で、同軍がイスラエル占領地テルアビブにあるベン・グリオン国際空港を攻撃したことを明らかにしました。声明の中では「犯罪者たるベンヤミン・ネタニヤフ首相が到着した際、我々はイスラエル人の間で『ベン・グリオン』と呼ばれるヤファ（テルアビブヤフォ）空港を、弾道ミサイル・パレスチナ2で狙い撃ちにした」としています。さらに同報道官は、「我々の作戦はガザとレバノンへの侵略行為が止まるまで続く」と強調しました。一方で、イスラエル側はこの攻撃を受けた後の同空港の状況については一切情報を開示していません。

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