ハンガリー首相「ウクライナとロシアの戦争は西側による対ロシア代理戦争」／イラン外相がイタリアに到着：国際ニュース

ハンガリーのオルバーン首相は「ウクライナとロシアの戦争は西側諸国による対ロシア代理戦争であり、西側諸国はこの戦いに敗れた」と語りました。

【ParsToday国際】イスラエルによるガザ・レバノンへの攻撃の継続、アフガニスタンの過激派組織が保有する50万発のアメリカ製武器、イラン外相がイタリア到着、ロシアとの代理戦争における西側諸国の敗北など国際ニュースをお伝えします。

イラン外相がイタリア入り

アラーグチー外相が率いるイラン代表団は19日朝、米国との間接協議に出席するためイタリアの首都ローマに到着しました。これについてイラン外務省のバガーイー報道官はXにおいて、「我が国は常に誠意と責任ある姿勢で、イラン国民の崇高なる利益を尊重しつつ、問題解決のための文明的な手段として外交への順守を示してきた」と強調しました。その上で、「一方で、我々は今後の道のりが平坦ではないことを認識している。我々は開かれた視点により、過去の経験を詰め込んだ荷物を背負って一歩ずつ前進している」としました。

ハンガリー首相「西側諸国はロシアとの代理戦争で敗北」

ハンガリーのオルバーン首相は出演したYouTubeチャンネルで、「ウクライナとロシアの戦争はロシアを相手とした西側諸国による代理戦争であり、西側諸国はこの戦いに敗れた」「ウクライナとロシアの戦争で、西側世界全体がウクライナを支持した」と語りました。

イスラエルによるガザ・レバノンへの攻撃が続行

イスラエル軍は19日夜、レバノン南部の町ロミシュ付近で乗用車を無人機で攻撃しました。また、パレスチナ・ガザ地区でも、イスラエル軍の攻撃によりジャーナリスト1名が殉教しました。

イスラエル、ガザの子供を1日あたり27人殺害

イラン外務省のバガーイー報道官はXへの投稿で、ユニセフ国連児童基金の報告書を引用し、「ガザ戦争が始まって以来、イスラエルは毎日平均27人の子供を殉教させてきた」としました。

イエメン軍がアラビア海で米空母を攻撃

イエメン軍のヤフヤー・サリーウ報道官は19日、米空母「カール・ヴィンソン」をアラビア海で攻撃したと発表しました。同駆逐艦がイエメンの攻撃対象となるのは初めてのことです。また、イエメン首都サヌア上空でもアメリカのMQ-9型無人機が撃墜されたと伝えられています。イエメン情報筋によりますと、問題の無人機は敵対的な任務を遂行中だったということです。

アフガンの過激派組織がアメリカ製武器50万個を保有

インドのニュースサイト「ファースト・ポスト」は、アフガニスタンのタリバン政権に届いた50万個以上のアメリカ製武器が紛失、売却、あるいは過激派組織に密輸されたと報じました。この報道はまた「国連の調査結果によれば、これらの兵器の一部はテロ組織アルカイダ系グループの手に渡った」としています。

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