イラン外務省報道官:「我が国の弱体化に関する西側諸国の信念は妄想」/外交危機が激化、ブラジルが新イスラエル大使任命に反対
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イラン外務省のイスマーイール・バガーイー報道官
イラン外務省のバガーイー報道官が、イランが弱体化したとする西側諸国の立場を否定し、「イランの弱体化は妄想だ」と語りました。
バガーイー報道官はドイツの新聞「南ドイツ新聞」のインタビューで、「イランが弱体化しているという認識があり、西側諸国は自らが交渉において優位な立場にあり『強硬な立場』に出れると考えているのではないか」という質疑に対し、「イランの弱体化は妄想であり、彼らは再び誤った認識を繰り返している」と述べています。
【ParsTodayイラン】バガーイー報道官は「圧力によってイランを屈服させられると思い込んでいるなら、それは大間違いだ」と強調しました。
ガザで新たにジャーナリストが殉教:殉教したジャーナリストの数は246人に
パレスチナ・ガザ政府メディア局は声明を発表し、パレスチナ紙「アル・ハヤト・アル・ジャディーダ」の記者ハサン・ドゥハン氏が25日月曜、ガザ南部ハーンユヌス市アル・マワシ地区に対するシオニスト政権イスラエル軍の攻撃で殉教したと発表しました。同局によれば、ドゥハン氏の殉教により、2023年10月以降にイスラエル軍の攻撃で命を落としたパレスチナ人ジャーナリストの数は246人となっています。
米国人ジャーナリストが暴露;「アフガンの麻薬密売に米が関与」
著名なアメリカ人調査ジャーナリスト、セス・ハープ(Seth Harp)氏はあるインタビューで「アメリカ軍はアフガニスタンにおける麻薬生産について沈黙を決め込んだだけでなく、この産業を積極的に幇助していた」と述べました。また「アメリカがアフガンに軍事駐留していた期間、麻薬産業は前例のないほど成長し、巨大ビジネスとなった」と語っています。
外交危機が深刻化、ブラジルが新イスラエル大使任命に反対
ブラジルの日刊紙「ガゼタ・ド・ポヴォ(Gazeta do Povo)」は、ブラジル政府が新イスラエル大使任命に反対したと報じました。同紙はさらに、「ブラジル政府はイスラエルの新大使任命の延期を決定した。この決定により、ガザにおける大量虐殺的な戦争をめぐり、ルラ現大統領率いるブラジルとイスラエル間の外交危機を深刻化することになる」としています。
トランプ大統領の健康状態に関する憶測が増大
トランプ米国大統領の右手にできたあざが再び世間の注目を集め、同大統領の健康状態に関する憶測が増えています。このあざは、25日月曜にホワイトハウスの大統領執務室で、トランプ大統領が韓国の李在明大統領の隣に座っていた際に発覚しました。大統領席に座ったトランプ大統領は記者団に答える際、あざを隠すため左手を右手に乗せたままにしていました。このことにより、トランプ大統領の健康状態に関する憶測が白熱化しています。
イエメンの殉教者数が10人に増加
イエメン保健省は「イスラエル軍によるハジズ火力発電所と石油基地への攻撃で10人が殉教し、92人が負傷した」と発表しました。イエメン保健省によれば、これらの負傷者のうち7人は子ども、3人は女性で、21人が重体となっています。今月24日、イスラエル軍の戦闘機はイエメンに対する新たな攻撃として、同国首都サヌアの一部を攻撃しました。
ヒズボッラー事務局長:「決して武器を放棄しない」
レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーのシェイク・ナイム・カセム事務局長は、抵抗組織の武装解除というレバノン政府の決定に言及し、「我々に名誉と力を与え、また我々を敵から守ってくれる武器を決して放棄しない」と表明しました。
アルジェリア:「国連安保理は『大イスラエル』計画を無力化すべき」
北アフリカ・アルジェリア外務省は、いわゆる「大イスラエル」計画を無力化する責任は国連安全保障理事会にある、とした声明を発表し、パレスチナ問題の公正かつ持続可能で最終的な解決の礎となる「二国家解決」の原則と構成要素を維持する必要性を強調しました。