イランとロシア、コーカサスの安全保障問題めぐり協議/ロシア:「ノルウェーはウクライナ戦争の火に油を注ぐ」
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カーゼム・ジャラーリー駐モスクワ・イラン大使、左:アレクサンドル・フォミン・ロシア国防次官
ロシア国防省が「フォミン・ロシア国防次官およびモスクワ駐在のジャラーリー・イラン大使との会談で、南コーカサスを含む地域及び世界の安全保障問題が議論された」と発表しました。
ロシア連邦国防次官アレクサンドル・フォミン将軍と駐モスクワ・イラン大使カーゼム・ジャラーリー氏は会談の中で、二国間軍事協力の現状とその実現の見通しについて協議しました。この報道によれば、フォミン次官はジャラーリー大使に対し、ロシア・イラン関係の発展への多大な貢献に感謝の意を表しています。一方、ジャラーリー大使は軍事分野におけるロシア・イラン協力の躍動性と適応力の高さを指摘しました。ロシア国防省はさらに「この会談は信頼・友好ムードの溢れる雰囲気の中で行われ、ロシア・イラン間の戦略的協力の一層の発展という相互の約束順守を確認した」と表明しています。
ロシア:「ノルウェーはウクライナ戦争の火に油を注ぐ」
ノルウェー首都オスロ駐在のロシア大使館は、ノルウェーによる80億ドルの対ウクライナ支援を受けて声明を発表し、「ノルウェーはウクライナ戦争の火に油を注ぎ、さらに激化させている」とし「ウクライナの戦争危機において、ノルウェーはヨーロッパの好戦派、あるいは彼らが言うところの『有志連合』の妥協のない姿勢に連帯していることは明らかだ。彼らは、ウクライナ兵が最後の一人が命を落とすまで対ロシア複合戦争を継続し、ロシアに最大限の損害を与えることだけを望んでいる」と指摘しています。
ウズベキスタンからアフガンへの電力輸出に関する新たな契約が締結
アフガニスタン電力会社(ブレシュナ)は、中央アジアの隣国ウズベキスタンと4件の新たな契約を締結し、同国11州に電力を供給すると発表しました。この計画の対象となる州は、アフガン首都カーブル、南部カンダハール、北東部バグラーン、首都近郊のナンガルハール及びラグマン、ロガール、ホースト、東部パクティヤー及びパクティカ、ガズニー、ザーブルの各州です。