ニュース | イランと中国の関係強化からパレスチナ国籍者全員への米入国ビザ発給停止まで
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バガーイー・イラン外務省報道官が、同国と中国の関係は非常に良好で、発展していると語りました。
(last modified 2025-09-01T09:44:06+00:00 )
9月 01, 2025 18:41 Asia/Tokyo
  • 上海協力機構サミットに出席するため中国・天津に到着したペゼシュキヤーン・イラン大統領
    上海協力機構サミットに出席するため中国・天津に到着したペゼシュキヤーン・イラン大統領

バガーイー・イラン外務省報道官が、同国と中国の関係は非常に良好で、発展していると語りました。

【ParsTodayイラン国際】この記事では、中国国家主席の演説によるSCO上海協力機構サミットの開会、米国によるパレスチナ国籍者全員に対する全面的な査証発給停止、アフガニスタン地震の最新報告、レバノン国会議長が抵抗軍の兵器を全面的に支持したこと、イランと中国の指導者による二国間関係強化への決意など、イランと世界の最新ニュースを厳選してお届けします。

イラン大統領:「我が国とパキスタンの両国民の間に距離はない」

イランのマスウード・ペゼシュキヤーン大統領は1日月曜、パキスタン首相との会談で「イラン当局は両国国民の間に距離はないと考えている」とした上で「我々はあらゆる分野において両国間の関係を強化し、深化させ、協力拡大にとっての障壁の排除に関心を持っている」と述べました。中国で行われたこの会談ではパキスタン首相も「イランとパキスタンは地域におけるイスラム圏の一員として、イスラムの崇高なる目標の実現という分野において協力可能であり、また協力する必要がある」と述べ、「両国間の協力は様々な分野で正しい方向に進んでいる」と強調しています。

レバノン国会議長:「抵抗軍の武器は我々の栄誉と尊厳」

レバノンのシーア派指導者ムーサ・サドル師とその同僚の拉致事件から47年を記念する演説で、ベッリ・レバノン国会議長は抵抗軍の武器に対する支持を表明するとともに、シオニスト政権イスラエルにほう助されたレバノン国内の一部の扇動的な運動について警告を発しました。また、こうした扇動行為について警告する中で、「無知と狂信が混ざり合い、破滅をもたらす行動に発展することに注意すべきだ。我々は、レバノンにとって危険な嫌悪すべき立場について警告する。抵抗の武器こそが、この国土の解放者である。抵抗軍の武器は我々の栄誉と尊厳であり、その検証は冷静な雰囲気の中で行われる必要がある。我々は国家憲章を脅迫し、標的にすること、そして憲法を無視した行為に反対する」と述べています。

米国、パレスチナ人へのビザ発給を停止

米国当局者によりますと、ホワイトハウスはパレスチナ国籍者への米入国ビザ発給を停止しました。新たな規則では、パレスチナ人が医療、大学進学、友人・親族訪問、商用目的で米国ビザを取得することが禁じられています。トランプ米現政権はこれに先立ち、今月の国連総会に出席するパレスチナ人関係者へのビザ発給を拒否していました。

イエメン軍参謀総長:「イスラエルは地獄の門を開いた」

イエメン軍参謀総長のモハメド・アブドゥル・カリム・アル=ガマリ少将は「敵たるシオニストは、イエメン首都サヌアで首相と閣僚の暗殺により地獄の門を開いた」と強調しました。さらに「我々の対応は厳しく、痛みを伴うものであり、それには効果的かつ影響力のある戦略的選択肢が含まれる」とコメントしています。

中国でSCOサミットが開幕、習近平国家主席の冒頭演説で

中国北部の港湾都市天津にて、同国の習近平国家主席の冒頭演説により第25回SCO上海協力機構サミットが開幕しました。習近平国家主席は1日月曜日、このサミットの議長を務めました。

イラン外務省報道官:「我が国と中国の関係は発展途上」

バガーイー・イラン外務省報道官は、同国と中国の関係が非常に良好で発展途上にあるとし、「SCOの指導部の理想は、国際社会における法の支配の維持と共通の価値観に基づいている」と語りました。また、中国国営新華社通信との独占インタビューでも「両国間の25か年協定は実施中であり、進展している」とも述べています。

米大統領、投票時の身分証提示義務化へ

ドナルド・トランプ米大統領は、すべての投票において有権者IDの提示を義務付ける大統領令に署名すると発表しました。また、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「重病患者と遠隔地で軍務に就いている者を除き、今後は郵送投票は受け付けない」と述べています。

インド商務相:「米国に屈しない」

インドのピユーシュ・ゴヤル商務大臣は、同国として米国に「屈しない」とし、新たな市場の誘致に注力すると語りました。また、インド首都ニューデリーで開催された建設業界のイベントにおいて「もし誰かが望むなら、インドはいつでも自由貿易協定を結ぶ用意がある」とコメントしています。

アフガン地震最新情報:少なくとも250人が死亡、数百人が負傷

アフガニスタンのメディアによりますと、現地時間の31日日曜夜にアフガン東部を襲ったマグニチュード6.1の地震により、少なくとも250人が死亡、数百人が負傷しました。一方、ロイター通信はアフガン暫定政府関係者の話として「アフガン東部で31日夜に発生した地震で数百人が死亡した可能性について懸念されている」と報じています。

 

 


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