ニュース|イラン国防相;「世界は新体制の確立に苦闘」、ベネズエラ大統領;「米国務長官は死の権力者」
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ナスィールザーデ・イラン国防軍需相が「1990年のソ連崩壊後、世界に広がっていた二極構造は崩壊し、世界は新たな体制の確立に苦闘している」と語りました。
(last modified 2025-09-18T20:34:22+00:00 )
9月 16, 2025 16:03 Asia/Tokyo
  • イランのナスィールザーデ国防軍需大臣
    イランのナスィールザーデ国防軍需大臣

ナスィールザーデ・イラン国防軍需相が「1990年のソ連崩壊後、世界に広がっていた二極構造は崩壊し、世界は新たな体制の確立に苦闘している」と語りました。

アズィーズ・ナスィールザーデ大臣は15日月曜、テヘランで行われた第7回国際図書展示会「平和と防衛」の開会式で、世界における新たな体制組織の構築に関するさまざまな理論に言及し、「過去30年間、世界で数々の戦争が勃発してきた原因は、世界の一方が圧力をかけ、他方がそれに抵抗するという一極主義的な世界の構築という理論にある」と述べています。

【ParsTodayイラン】ナスィ―ルザーデ大臣はまた、「1990年のソ連崩壊後、世界に広がっていた二極的空間は崩壊し、世界は新たな体制の構築に苦闘している」とコメントしました。

さらに、一極体制を世界にとっての陰謀だとし「アフガニスタン、イラク、ウクライナでの戦争、シリアなどの西アジア地域で起きた戦争、そして悪名高いシオニスト政権イスラエルによる攻撃を検証した結果、これらの戦争はアメリカの外交政策を方向付ける政治的影響力を持つ一方、世界に一極主義体制を築こうとする西側諸国の手先にもなっているという結論に達した」と語っています。
 

ロシア大統領府:「NATOは事実上ロシアと戦争状態にある」

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は15日月曜、「NATO北大西洋条約機構は、ウクライナを直接・間接的に支援していることから、事実上ロシアと戦争状態にある」と述べました。また、「これはいかなる証明も必要ない『明白な』事実だ」としています。
 

ドーハ会合最終声明

アラブ・イスラム諸国の首脳らは15日月曜、カタール首都ドーハで開催された首脳会合の最終日に、カタール領土に対するシオニスト政権イスラエルの最近の侵略を非難するとともに、これを「卑劣で違法な攻撃」であり、「地域の平和と安定に対する深刻な脅威である」としました。また声明の中で「ガザ危機において仲介役を果たしていた中立地帯への攻撃は、公然たる国際法違反であるのみならず、平和実現に向けた世界規模での努力を著しく阻害するものでもある」と強調しています。
 

国連特別報告者:「ガザでの実際の犠牲者数は公式発表の10倍」

パレスチナ被占領地の人権問題を担当するフランチェスカ・アルバネーゼ国連特別報告者は、15日月曜の記者会見で「ガザ地区で殉教したパレスチナ人の数は6万5000人で、その75%以上を女性と子どもが占めている。しかし、実際には68万人という数字を考慮すべきだ。その理由は、この数字がガザでの実際の犠牲者数として一部の研究者や学者らにより提示されていることにある」と語りました。
 

ベネズエラ大統領:「米国務長官は死の権力者」

フランス24チャンネルによりますと、南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は15日月曜、マルコ・ルビオ米国務長官を「死と戦争の権力者」だとしました。マドゥロ大統領は記者団に対し、カリブ海における米軍駐留の拡大および、麻薬を積載していたとみられるベネズエラ人所有の船舶への最近の襲撃事件を例に挙げ、「ベネズエラは自国防衛の正当な権利を全面的に行使する」と表明しています。
 

イスラエル首相:「我々は経済的孤立に直面」

ロイター通信は「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は異例の発言を提起し、自政権が経済的孤立に直面していると認めた。さらに、現在国際的なキャンペーン運動がイスラエルを孤立へと追い込んでいる、と付け加えた」と報じています。
 

 


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