ニュース｜イラン国連大使：「トランプ氏の発言は世界平和への深刻な脅威」／米NY史上初のイスラム教徒市長が誕生

イールヴァーニー・イラン国連大使兼常駐代表が、「核兵器実験に関する米国大統領の発言は憂慮すべきものである」と語りました。

【ParsTodayイラン国際】アミール・サイード・イールヴァーニー大使は、国連の安保理議長及び事務総長に宛てた書簡において、ドナルド・トランプ米大統領の発言と核をちらつかせての脅迫に対し、これらの発言を「極めて憂慮すべきもので、世界平和と安全に対する深刻な脅威かつ、国際法上の米国の義務への明確な違反である」と述べています。トランプ米大統領は先月29日、「米国国防総省（戦争省）」に対し「他の核保有国と対等な状況で核兵器の実験を開始する」よう命じたと発表し、「このプロセスは直ちに開始される」と表明していました。

政府機関の再開に向けた14度目の米上院の試みは失敗

米国上院が下院で可決されたトランプ大統領のつなぎ予算計画を14度目の否決に追い込み、米政府閉鎖はまたもや継続することになりました。

ギリシャ・ソウダ港で大規模な反イスラエル抗議デモ

シオニスト系新聞イディオト・アハロノトは「約1500人のシオニスト観光客を乗せた、シオニスト政権イスラエルの豪華クルーズ船『クラウン・アイリス』が４日火曜、ギリシャ・クレタ島ソウダ港に入港しようとした際、パレスチナ国旗を掲げた抗議者グループが埠頭付近に集結し、イスラエル人観光客の入国に反対した」と報じました。この報道によれば、抗議者らは「占領犯罪を止めろ」「パレスチナに自由を」といったスローガンを掲げ、シオニスト観光客のギリシャ入国に反対を訴えたということです。

イエメン抵抗組織：「殉教は米国とイスラエルに対する共同体の強固な砦」

イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーの指導者、サイイド・アブドゥルマリク・アル＝フーシ氏は「殉教の文化こそが米国とイスラエルの覇権主義的な計画への抵抗と対決の本質であり、殉教者は共同体の強固な砦であり、屈辱と破壊から守ってくれる存在である」と強調しました。また、「殉教は生命と矛盾するものではない」と指摘し、「殉教こそが真の生命の文化であり、共同体の栄誉と尊厳を保証するものである」と語っています。

イスラム教徒の米NY市長が歴史に名を刻む

先日行われた米ニューヨーク市長選挙で、インド系イスラム教徒のゾーラン・マムダニ民主党州議会議員（34）が大接戦を制し、歴史に名を刻みました。マムダ二氏は、米国最大の都市かつ金融の中心地であるニューヨークの舵取りを担う初のシーア派イスラム教徒であるとともに、南アジア系移民世代の代表であり、1世紀以上ぶりの最年少市長となっています。マムダ二氏は今回の選挙で市民の人気と熱心な選挙活動に支えられ、ライバルである元ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏とこれを支持する多数の大富豪、そして共和党の対抗馬であるカーティス・スリワ候補を破り、ニューヨーク市長に選出されました。マイケル・ブルームバーグ氏やビル・アックマン氏といった強力なライバルとその支持者である億万長者らを破ったマムダニ氏の勝利は、国内外のメディアの注目を集めています。

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