ユーラシア関連ニュース|第4回テヘラン・ユーラシア博覧会に7カ国の貿易関係者を招待
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イラン・ユーラシア間通商・経済協力ハイレベル会合の様子、モスクワにて
ロシア・モスクワ駐在のイラン大使が、テヘランで開催される第4回ユーラシア博覧会に7カ国の貿易関係者を招待しました。
モスクワ駐在イラン大使のカーゼム・ジャラーリー氏は、来年2月にテヘランで第4回「ユーラシア博覧会(Eurasia Expo 2026)」が開催されることに触れ、「イランはEAEUユーラシア経済連合加盟5カ国(ロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス)およびウズベキスタン、トルクメニスタンから産業・貿易分野の閣僚や高官を招待し、イラン・ユーラシア貿易協力に関する初のハイレベル会合を開催する」と語りました。
ジャラーリー大使がこのニュースを発表したのは、在モスクワ・イラン大使館が主催し、50人以上のロシア経済活動家が参加して開催された第4回「ユーラシア博覧会」展示会調整会議、およびイラン・ユーラシア間貿易・経済協力ハイレベル会議でのことです。
EAEUユーラシア経済連合はベラルーシ、カザフスタン、ロシア、キルギス、アルメニアで構成された政府間経済連合です。またオブザーバー加盟国として活動しているのはイラン、ウズベキスタン、キューバで、イランは2024年にオブザーバー加盟しました。
EAEU政府間理事会会合がモスクワで開催
ロシア首都モスクワにて、EAEUユーラシア経済連合政府間理事会会合が開催され、加盟5カ国の首相と政府首脳が参加しました。
この会合にはオブザーバー国であるイランの代表としてジャラーリー・在モスクワ・イラン大使が出席し、参加したメンバーらは「ユーラシア経済回廊」と呼ばれる協力の新段階に入る準備について協議しました。
限定的な形で開催されたこの会合の第一部ではロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギスの首相とユーラシア経済委員会の委員長が、EAEUの抱える課題の中で最も重要な問題を検討しています。

