英国で商業施設が親パレスチナ派の抗議の舞台に
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英のショッピングモールで巨大なパレスチナ国旗を掲げ抗議する親パレスチナ派
英国でクリスマスと歳末の買い物シーズンが重なった中、パレスチナの権利を支持する人々がショッピングモールで大型のパレスチナ国旗を振り、シオニスト政権イスラエルやその支持者に対する怒りと嫌悪感をアピールしました。
【ParsToday国際】イギリスでは歳末の買い物シーズンが最盛期を迎え、特に首都ロンドンのショッピングモールが大勢の買い物客で溢れかえる中、シオニスト政権やその資金提供者に抗議する人々が「パレスチナを解放せよ、イスラエル支持者は恥を知れ」と叫び、シオニスト政権を支援する企業の製品のボイコットを呼びかけました。抗議者らはイスラエルを支援する企業名を名指しで閉鎖を要求し、「あなた方の資金がパレスチナの子供たちをバラバラに引き裂き、数万人もの子供が保護者を失い、ガザの廃墟に食料や水さえも搬入できない中で、吸血鬼のようなあなた方のビジネス続行は許さない」と訴えました。
これらの抗議者はまた、ショッピングセンターにやって来た買い物客に対し「買い物でシオニスト吸血鬼政権を後押しする限り、あなたはその犯罪に加担しているに等しい」とスローガンを掲げています。またパレスチナ支援者らは一般市民に対し、買い物をする際には対イスラエル支援企業のリストに注意し、それらの企業の商品を購入しないよう呼びかけました。
一方で、これらのショッピングセンターの警備員はパレスチナ支持者と衝突し、彼らをセンターから追放しようとしたものの、居合わせた多くの人々や買い物客らは親パレスチナ派への支援に加わり、また多数がパレスチナ支持者に加わり、同様のスローガンを連呼しました。
イスラエルを支持する企業からの商品購入ボイコットにより、これらの企業は多大な損失を被ったとともに、購入数の減少と人々の怒りや憎悪により、数百もの支店が閉鎖に追い込まれました。イスラエル支援企業は、購入の減少を受け、損失の一部補填および、不買による不面目を軽減すべく特別割引で購入を促してきましたが、この戦略も大きな成果を上げていないことが実証されています。
パレスチナ支持者らはまた、反イスラエル派の数百人が逮捕・投獄されている現実、また英国の刑務所内で対イスラエル武器供給を理由にハンスト中のパレスチナ支持者の身体的状況に対する無関心を非難し、彼らの即時釈放を求めました。

