仏政府が内分裂、米国の行動へのマクロン大統領の沈黙に国内で非難囂々
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フランスのエマニュエル・マクロン大統領
アメリカが南米ベネズエラを軍事攻撃し同国大統領を拘束・拉致したことは国際的な反応を引き起こしたと共に、フランス国内でも同国のエマニュエル・マクロン大統領の姿勢に対する新たな批判の焦点となり、批評家らはマクロン大統領の姿勢を国際法の明らかな無視と見なしています。
米軍がベネズエラを攻撃したことは、同国からは「軍事侵攻」と評されたとともに、西側諸国が主張する法に基づく秩序と実際の行動との間の深い乖離を改めて露呈させた形となりました。一部の国が国連憲章遵守の必要性を強調する一方で、ベネズエラの国家主権侵害を非難せずに「ベネズエラ国民の解放」を歓迎するフランス大統領の姿勢は、同国内で政治的批判の波を巻き起こしています。
【ParsToday国際】フランスの左派および環境運動の著名人らは、マクロン大統領のアプローチを「二重基準」の表れ、かつ米国の介入主義政策との連携だとみなし、強く懸念しています。彼らの視点から見て問題となるのはマドゥロ・ベネズエラ政権への支持か反対かではなく、国際法の基本原則の擁護と武力行使の禁止です。批評家らは、軍事手段による政権交代の正当化を、イラクや北アフリカ・リビアにおける情勢不安や混乱などの結果をもたらした「前車の覆轍」であると強調している。
この文脈において、米国の攻撃は「より強い者の法・弱肉強食」の論理を強化し、特に中南米における勢力圏の再定義を狙った試みと分析されています。この論理は経済的利益、とりわけ石油に絡むもので、評論家らは「欧州はこれに対し沈黙もしくは同調すれば、米国の独りよがりな一方的主義に対する受動的な勢力に成り下がってしまう」と警告しています。
これらの批判を総括すると、国家主権、集団安全保障、そして国際法体制が権力志向の犠牲になる前に、これらを明確に擁護する立場に立ち返るべきだとする、フランスおよび欧州各国に対する明確な呼びかけと言えるでしょう。
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