米国大学教授:「トランプ氏に関するイラン最高指導者の発言は正当/米の戦略の裏側を暴露」
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アメリカの大学教授であり著名な社会学者のラモン・グロスフォゲル氏
アメリカの大学教授ラモン・グロスフォゲル氏が、「アメリカの一方的な行動は国際法規の弱体化と世界における『弱肉強食』の蔓延につながっている」と強調しました。
グロスフォゲル教授は19日月曜、イルナー通信のインタビューで、「対イラン内政干渉についてドナルド・トランプ米大統領に責任を負わせるべきだ」とするイラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の発言を正当だと認め、アメリカの一方的な行動が国際ルールの弱体化と「弱肉強食」の蔓延を招いている、と強調しています。
【ParsToday国際】グロスフォゲル氏は国際体制における「弱肉強食」の蔓延に言及し、「今日の帝国主義者らは全く処罰されずに行動しており、いかなる国際機関も彼らが世界で引き起こす犯罪の問責能力がない」と述べました。また「世界の自由を愛する勢力が連帯と要求を強化することで、大国の免責特権を終わらせ、国際舞台における説明責任復活に向けに尽力するよう期待している」と語りました。
さらに世界の現状について「もし今日の状況を言葉で表現するなら、世界の『イスラエル化』あるいは『シオニズム』ということになるだろう。なぜなら、シオニスト政権イスラエルが数十年にわたって行ってきた行動、すなわち人権と国際法の侵害から、それらの侵害の常態化に至るまでの行動は、今や西側諸国の同意を得て蔓延するパターンとなり、世界を巻き込んでいるからだ。さらに、「ガザは、第2次世界大戦後のアメリカの覇権下で形成された国際法、人権、そして国際機関の終焉を象徴している」と述べています。
そして「世界はいかなる勢力も自らの意志を他国に押し付けることができる『混沌』の段階に入った」と警告し、この状況を「海賊行為」だとし、「これは各国の資源の露骨な略奪、大統領の誘拐などが常態化していることを意味するもので、イスラエルが長年行ってきたのと同じ行為であり、今や国際社会の常態となっている」とコメントしました。
続けて「米国大統領がベネズエラのマドゥロ大統領を拉致し、イラン国民に街頭に繰り出せとツイートしたのを我々は目撃したばかりだ。彼らはもはや自らの行動の合法的な側面を見せようともせず、ただ実行しているだけだ」として、このプロセスを「最も純粋な形の帝国主義」と表現しました。
また「今日の世界で起こっていることは、米国が長年CIAアメリカ中央情報局、イスラエル諜報機関モサド、その他の機関を通じて実行してきた指示と同じだとしました。そしてチリ、ベネズエラ、キューバ、ニカラグア、シリアを例に挙げ、「こうした介入のメカニズムには、制裁の発動、経済的圧力による不満の醸成、人権の無視、フェイクニュースの拡散、そして政府への不満の向け方などが含まれる」と語っています。
加えて「このプロセスにおける一つのステップは、CIA流の『カラー革命』の計画である。これには資金と資源の注入、武器の輸送、さらには狙撃兵の派遣まで含まれ、殺害の責任を政府に転嫁させるとしました。グロスフォゲル氏によれば、このパターンはベネズエラ、シリア、そして今やイランでも見られるということです。
このアメリカ人社会学者は最後に、国家の不安定化に金融メカニズムが関与していることを指摘し、「こうした指令の1つが自国通貨の切り下げ、急激なインフレの誘発、そして社会不満の激化である。これらの手法は様々な国で何度も実行されており、現在、イランに対しても用いられている」と結びました。

