スカイニュース・アラビア語:「隣国との戦争にノー」は米国の方程式を覆す
https://parstoday.ir/ja/news/world-i131528-スカイニュース_アラビア語_隣国との戦争にノー_は米国の方程式を覆す
スカイニュース・アラビア語のウェブサイトが、「西アジア地域諸国の立場表明により、対イラン行動に関するアメリカの計算に狂いが生じている」と報じました。
(last modified 2026-01-27T10:12:11+00:00 )
1月 27, 2026 19:06 Asia/Tokyo
  • ドナルド・トランプ米国大統領
    ドナルド・トランプ米国大統領

スカイニュース・アラビア語のウェブサイトが、「西アジア地域諸国の立場表明により、対イラン行動に関するアメリカの計算に狂いが生じている」と報じました。

【ParsToday国際】スカイニュース・アラビア語ウェブサイトは記事の中で、「両国(イラン・米国)間の緊張の高まり、軍事的・政治的シグナルの激化、そして緊張抑制に向けた外交努力を踏まえ、米国はイランへの軍事攻撃開始の決定において、ますます複雑な状況に直面している」としています。

スカイニュース・アラビア語のサイトはまた「例えば、UAEアラブ首長国連邦は、対イラン軍事行動を目的とした自国の領空、領土、領海の使用を認めず、この点に関していかなる兵站支援も行わないと表明しており、これは対話、緊張緩和、国際法の尊重の最優先を強調するものである」と報じました。

また、レバノンの国際法専門家ハディ・ダッロウル(Dr.Hadi Dalloul)教授の発言を引用し、「政治的・軍事的選択肢が制限されていることから、アメリカの意思決定は困難となっている。UAEの姿勢は、いかなる軍事衝突の可能性においても自国領土の中立維持に向けた重要な一歩となる。一方、ペルシャ湾岸諸国による中立宣言は、シオニスト政権イスラエルによる対イラン攻撃計画の推進を阻止する。しかもこうした中で、米国防総省が司令官レベルでの損失や軍事費をどの程度受け入れる覚悟があるのか、という疑問が生じる。こうした損失は、軍事攻撃という選択肢自体を弱めることになるだろう」としています。

イランは最悪のシナリオへの備えあり

ダッロウル氏は「イランは最悪のシナリオに備えているが、同時に外交の扉を閉ざしたわけではない」と強調するとともに、公式ルート、仲介者、国連を通じたメッセージ交換の可能性を指摘し、「イランは、アメリカが昨年6月の12日間戦争で起きたことの責任を負うべきだと主張している」との見解を示しました。この国際法専門家はさらに、「イランは地理的に奥深く、広大な領土、そして地理的に高い標高を有しているため、現場・実地でのミサイル能力の試験が可能だ。一方、米国の重火器は軍事研究所で試験されている」とコメントしています。また「米国は現在のイランのような能力を持つ国と対峙したことがない」と強調し、「これほどの規模の戦闘において軍事的解決に賭けることは依然としてリスクを伴い、米国が本格的な戦争費用を負担する覚悟があるか否かという疑問を提起するものだ。実際、この問題は現在国防総省内でも論争を巻き起こしている」と語りました。

さらに、イスラエル政権が今回の紛争にどう関与するかについては「イランと直接衝突することはなく、この枠組みの中で、予想されるあらゆる攻撃にアメリカを巻き込もうと画策してきた。前回の戦争でも、イスラエルの戦闘機は(標的となることを恐れて)イランの領空を回避し、無人機を用いてイラン領内で作戦を実行した」と述べています。

ダッロウル氏は最後に、イスラエルの戦略が「イラン国内での情勢不安の扇動及び、緊張激化への下地作りである。しかし、これらの作戦は昨年の12日間戦争において決定的な軍事的成果を挙げていない。そしてこのことは、イスラエルが予期せぬ結果をもたらすであろう紛争に介入するリスクを熟知していることを示している」と結論付けています。

 

 

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram Twitter