17億の偽「いいね!」捏造ネットワークが発覚:イランへの侵入・影響力拡大を狙うイスラエルのメディアプロジェクト
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フランスの日刊紙「ル・フィガロ」が、シオニスト政権イスラエルのサイバー戦争部隊の支援とサイバー空間での支援を目的とした数千台のロボット製造に言及し、レザー・パフラヴィ元イラン皇太子を「ロボットの王」だとしました。
(last modified 2026-02-03T12:56:26+00:00 )
2月 03, 2026 12:21 Asia/Tokyo
  • ネタニヤフ・イスラエル首相(左端)らと写真に収まるレザー・パフラヴィ元皇太子(退位したイラン国王の息子)
    ネタニヤフ・イスラエル首相(左端)らと写真に収まるレザー・パフラヴィ元皇太子(退位したイラン国王の息子)

フランスの日刊紙「ル・フィガロ」が、シオニスト政権イスラエルのサイバー戦争部隊の支援とサイバー空間での支援を目的とした数千台のロボット製造に言及し、レザー・パフラヴィ元イラン皇太子を「ロボットの王」だとしました。

【ParsToday国際】「ル・フィガロ」の記事が明らかにしたところによりますと、イスラエル政権のサイバー戦争部隊は、「X」(旧Twitter)やインスタグラムを含むSNS上に数千もの偽アカウント(ボット)を作成、利用することで、イラン世論への影響力拡大および、同国の政権交代の促進を狙った大規模なキャンペーンを主導しています。

フィガロ紙は、イスラエルのサイバー戦争部隊の支援、およびサイバー空間におけるレザー・パフラヴィ元イラン皇太子の支援を目的とした数千台のロボット製造に言及し、パフラヴィー氏を「ロボットの王」だとしました。イスラエルによる「イラン・イスラム共和国に対するデジタル戦争」の一環と称されるこのデジタル作戦の目的は、特にイランの若い世代を中心に世論を操作し、政治体制の変革が可能かつ望ましいという信念を植え付けることにあります。このため、レザー・パフラヴィー氏のような人物が象徴的な代替人物として利用されているのが現実です。

この記事では、SNSから法的に有効な証拠を収集・解析し、デジタル犯罪の調査や不正行為の解明を行う独立機関「SNSフォレンジック(Social Forensics)」、およびカナダ・トロント大学シチズン・ラボ(Citizen Lab)の分析を引用し、驚くべき詳細を以下に公開していきます。

  • 特定されたアカウントは4765件で、それぞれ1日あたり100件以上のメッセージを投稿しており、合計約8億4300万件のツイートが確認された
  • 異常に高いやり取りのあるアカウントは1万1421件で、合計17億件のフェイクの「いいね!」が記録された
  • ユーザー名を繰り返し変更しているアカウントは8830件もあり、このことは組織的な操作を示唆している
  • 各プラットフォームによって関連アカウント3361件が停止されている

SNSフォレンジックは、「X」上に存在するパフラヴィ派ユーザーのアカウントの95%以上が偽物であり、事実と異なる、と推定しています。この報告書では、「アストロターフィング」(偽アカウントを用いて民衆動員の幻想を作り出す)という手法、そして特定の主張を強調するためにタイミングを計り、事前に示し合わせての投稿内容が公開されていることが報告されています。

フィガロ紙は結論として、「これらの活動は、事前に操作された投稿内容やAI人工知能によって生成された投稿の使用とともに、レザー・パフラヴィー氏を『反体制派の唯一の声』として宣伝し、外国の意思決定者(米国大統領など)に影響を与えることを目的としている」と結んでいます。

 

 


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