本日のトピック 中国でのG20サミット                                     
https://parstoday.ir/ja/news/world-i16000-本日のトピック_中国でのG20サミット
中国浙江省の杭州で、4日日曜、G20・20ヶ国・地域の首脳会合が開幕しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
9月 04, 2016 15:10 Asia/Tokyo
  • 本日のトピック 中国でのG20サミット                                     

中国浙江省の杭州で、4日日曜、G20・20ヶ国・地域の首脳会合が開幕しました。

ヴァガーリー解説員

2日間に渡って開催されるG20サミットでは、資金洗浄対策や国際的な金融態勢の創設、そして金融テロなど、さまざまな経済問題について話し合いが行われる予定です。G20は、1990年代末に、新興国が、世界の経済問題に適切な形で関わっていないとする問題の提起を受け、創設されました。この組織は、新興国と先進国の間で、世界経済の安定に関する問題について、建設的で自由な議論を展開するための非公式の組織です。その目的は、国際金融市場の構造の強化において加盟国が協力すること、そして、国家の金融政策、国際協力、国際的な金融機関に関する話し合いの土台を整えることとされています。

G20は、開発政策、金融体制の弱点の緩和、金融危機や金融テロへの対策といった重要な問題について、重要な発展を遂げています。しかし、アメリカと中国の対立のほか、この会議を自分たちの目的や政治・治安上の計画のために利用するためのアメリカの努力が、常に、この会議に影を落としています。アメリカは、中国やインドといった国々も、世界の経済問題に関わることを求めています。一方でこれらの国も、世界経済における自分たちの地位と、新興国の立場へのアメリカの注目を強調しています。こうしたことから、中国を、これまで以上に世界経済に貢献させようとするアメリカの努力は、これまで、思うような結果につながっていません。

資金洗浄への対策やテロ資金源の凍結といった重要な問題が、G20の主な目的です。新興国は、先進国が、必要な政策を講じることで、この2つの悪しき現象に対処していくことを期待しています。なぜなら、テロの問題は、アメリカをはじめとする大国の情報機関の行動と関係があり、テロの根絶には、彼らの資金源への真剣な対策が必要であることが、誰の目にも明らかであるからです。

麻薬や人身売買などにおける資金洗浄は、現在、世界的な経済問題になっており、それらに対処するには、G20などの国際的な金融組織の枠組みによる真剣な協力を必要としています。ただし、この会議が、アメリカの努力や陰謀により、本来の目的から離れないことが条件です。

こうした中、G20サミットの傍らにある問題が、このサミットに出席する首脳たちの注目を集めているようです。

トルコとロシアの大統領が、両国の関係悪化を経て会談することは、このサミットの傍らで行われる最も重要な会談のひとつです。

G20の会合は、ほぼ毎回、アメリカが関心を持つ、或いは副次的な問題の影響を受けます。南シナ海をめぐる東南アジア諸国連合と中国の対立、また東シナ海での日本と中国の対立は、アメリカが、それをG20で提起することにより、中国政府に国際的な圧力をかけるための最も重要な問題だと見ることができるでしょう。

この意味においてアメリカのオバマ大統領が中国入りした際、南シナ海での、中国による非建設的な態度に警告を発したことは、熟考に値します。

日本と韓国も、北朝鮮の核・ミサイル実験の問題を提起し、世界的な対北朝鮮の立場を作り出すため、この機会を利用しようとしているのです。