ＯＰＥＣ非公式会議の開催を前に原油価格が上昇

世界の主な産油国の代表が、ＯＰＥＣ石油輸出国機構の非公式会議に参加するためアルジェリアに到着したと同時に、原油価格が上昇しました。

ロイター通信によりますと、アルジェリアの首都アルジェで２８日水曜、ＯＰＥＣ非公式会議が開催される予定です。

アルジェリアのブテルファ・エネルギー大臣は、今回のＯＰＥＣ会議は、石油市場の安定に向けた第１歩であり、失敗することはないだろう」と述べました。

この会議の開催により、一部の石油の取引者は、石油市場が安定を取り戻すことに希望を見出していますが、一部の専門家は依然として、この会議の結果を悲観視しています。

こうした中、２６日月曜には国際市場で、ロンドン･北海ブレントは、１ドル２５セント上昇し、１バレル当り４７ドル１４セントに達しました。

また、アメリカのウェスト・テキサス・インターメディエトは、１バレル１ドル２６セント高い、４５ドル７４セントに達しました。