アメリカが「神殿の丘」をパレスチナのものとするユネスコ決議に怒り
10月 14, 2016 19:11 Asia/Tokyo
アメリカが「神殿の丘」をパレスチナのイスラム教徒のものとするユネスコの決議に怒りを示しました。
ロシアのスプートニクによりますと、アメリカ国務省のトナー報道官は13日木曜、「アメリカは神殿の丘とユダヤ教徒の関係を否定するユネスコの決議に反対する」と述べました。
このユネスコの決議では、この聖地は、イスラム教徒に属し、ユダヤ教徒はそれと一切関係がない、とされています。
ユネスコは13日、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにある神殿の丘とその周辺の聖域とユダヤ教徒の歴史的な関係を否定する決議を採択しました。
パレスチナがレバノン、エジプト、アルジェリア、モロッコ、オマーン、カタール、スーダンと共に提起したこの決議は、ユネスコの58の加盟国のうち24カ国の賛成により採択されました。
アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、リトアニア、エストニアがこの決議に反対票を投じました。
ユネスコは聖地でのシオニスト政権イスラエルの行動を繰り返し非難しており、これは、シオニスト政権の行動に合法性がなく、国際社会はこの政権の犯罪停止に向け、真剣かつ早急な措置を講じるべきだというメッセージを含んでいます。
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