トランプ氏の勝利は日本にとっての警告
アメリカ大統領選挙の共和党候補、トランプ氏が勝利すれば、アメリカの最大の同盟国である日本にとっての警告となる可能性があります。
イルナー通信によりますと、トランプ氏はここ数年、どの候補者にも増して日本との軍事・経済関係を非難し、とくに安全保障・軍事面でのアメリカの支援は必要以上だとしています。おそらく、それは日本とよい関係にない中国がトランプ氏に大きな関心を示し、日本に対するトランプ氏の厳しい姿勢を好ましく思っているからでしょう。
このため、今から日本の関係者はトランプ氏が当選した場合に備え、アメリカとの同盟関係を確保すべきだと警告しています。
トランプ氏は、日本はアメリカの軍事支援に対して十分な額を支払っておらず、もしアメリカが中国や北朝鮮に対して日本を守ろうとするなら、更なる予算を当てなければならないとしており、韓国についても同様の発言をしています。
専門家の多くは、こうした発現に注目し、両国の関係はトランプ氏の勝利により深刻な変化にさらされる可能性があるとしています。安倍首相も懸念を隠さず、間接的に、クリントン氏が大統領になれば、2月にアメリカを訪問するだろうとしました。
日本経済新聞のサイトは、「トランプ氏とは異なり、クリントン氏は日本との関係に関するオバマ大統領の政策を追求しており、大統領になったら関係をさらに強化すると表明さえしている。彼女に反して、トランプ氏は貿易に関して日本を肯定的に見ておらず、日本をアメリカの経済競争相手として、アメリカの経済に損害をもたらす国と見ている」と記しています。
アメリカ政治を専門とする日本の国際政治学者は、「日本とアメリカの安全保障・経済連帯の理由をトランプ氏に説明するのがよい。なぜなら彼は現在この同盟を不公正だと見ているからだ」と述べています。
日本は、アメリカとの安全保障・経済同盟をあらゆる状況の中で守りたいと考えています。日本とアメリカのこの数十年の取引は拡大しており、現在2150億ドル近くに達していますが、これは日本の対外貿易全体の15%を占めています。アメリカは中国に次ぎ、日本の二番目の貿易相手国です。