フィデル・カストロ氏が死去
11月 26, 2016 16:49 Asia/Tokyo
キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が26日土曜、90歳で死去しました。
ファールス通信によりますと、フィデル・カストロ氏は、キューバの指導者をつとめた他、1959年から1976年まで首相を、その後1976年から2008年まで国家評議会議長をつとめました。
キューバ共産党は、1965年から2011年まで、カストロ前議長の指導の下で運営されました。
1976年に承認された憲法により、共産党中央委員会第一書記が国の指導者となりました。
フィデル・カストロ氏は、ラテンアメリカの社会主義革命の象徴とみなされています。
彼の在任時代、キューバでは産業や貿易が国営化され、社会主義改革が進められました。
カストロ氏はさらに、二度、非同盟諸国の事務局長をつとめました。
彼は49年間キューバの最高指導者をつとめましたが、2008年に議長を退任し、当時76歳の実の弟のラウル・カストロ氏に移譲しました。
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