2月 29, 2016 21:54 Asia/Tokyo
  • ナイジェリア石油相、「原油価格は近く1バレル当り50ドルに」

ナイジェリアのカチク石油大臣が、原油価格は近く1バレル当り50ドルに達するとしました。

イルナー通信におよりますと、カチク大臣は、「OPEC・石油輸出国機構の加盟国は原油価格の下落対策を目指して、産油枠の据え置きで合意することができる」と述べました。

カチク大臣はまた、「OPECの産油量削減という政策を実行する一環として、カタールのエネルギー大臣とOPECの事務局長が会談し、産油量の増加を停止する提案を推進する」と述べました。

さらに、「ロシアとサウジアラビアも、産油量の削減に合意している。このため、この提案は実行される可能性が非常に高い」としました。

また、ナイジェリアのブハリ大統領も、現在の原油市場の状況は、変化すべきであるとし、「この状況は受け入れがたい」と語りました。

ロシアのノバク・エネルギー大臣も、先週22日、原油の増産の停止を巡る産油国の協議は3月1日までに結論の達するべきだとしました。

先週、OPECの原油は1バレル当り29ドル48セントで取引されました。

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