アメリカ人労働者の間で、麻薬常習が拡大
(last modified Wed, 17 May 2017 10:49:37 GMT )
May 17, 2017 19:49 Asia/Tokyo
  • アメリカ人労働者の間で、麻薬常習が拡大

アメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルが、同国の労働者の間で麻薬の常習が拡大していると報じました。

ウォールストリートジャーナルは、アメリカの労働者の25人に1人は、麻薬検査で陽性反応が見られるとしています。 アメリカにおける労働者の健康診断を行う最大の研究所、ケスト・ダイアグノシスは、「薬物検査で陽性反応を示したアメリカ人労働者の数は、この12年間で最高となった」としました。

また、マリファナの服用の有無に関する検査で陽性反応を示した労働者の数も、4%増加しているということです。

マリファナは、アメリカ人労働者の間で最も広く服用されている薬物であり、2016年には検査を受けた全ての労働者のうち2.5%に陽性反応が出ました。

この数字は、コロラド州で11%、ワシントンでは9%の増加を示しており、また、これらの州での薬物検査で陽性反応を示した者の割合が、全米での薬物使用者の増加の割合の2倍を記録しています。

タグ