アメリカで、ホームレス問題と貧困が深刻化
7月 01, 2017 19:53 Asia/Tokyo
アメリカでは、政府の公共予算削減計画によりホームレス問題と貧困が深刻化しています。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルのインターネットサイトによりますと、アメリカのトランプ政権が公共予算を大幅に削減しようとしたことが、この危機に拍車をかけているということです。
犯罪の増加や、国民の住宅購買力の低下を受け、民間の活動家らはアメリカ政府に対し、国民に手錠をかけるのではなく、国民が身を寄せる場を確保し、生活が送れるよう支援してほしいと表明しています。
複数の統計によりますと、アメリカでは生活に必要な住居が得られるよう国からの支援を受けているのは、貧困者全体のわずか25%にとどまっています。
また、アメリカではホームレスの多くが公共施設で暮らすことを余儀なくされています。
トランプ大統領の提案では、住宅部門での予算の13%削減が検討されており、この決定はアメリカでのホームレスの増加に拍車をかける大きな脅威とされています。
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