米下院、同国の軍事予算案を可決
7月 15, 2017 19:21 Asia/Tokyo
アメリカ下院が、同国の6955億ドルの来年度の軍事予算案を可決しました。
アメリカの軍事専門紙、ディフェンス・ニュースによりますと、アメリカ下院の117人の民主党議員と227人の共和党議員は、14日金曜、この軍事予算案に賛成票を投じました。
なお、81人の議員はこれに反対票を投じています。
今回の軍事予算案には、全体予算に6210億ドル、また、750億ドルが、戦争時の国外での緊急作戦に当てられています。
可決されたこの6955億ドルは、トランプ政権が要求した予算額を大幅に超えています。
この軍事予算案は、アメリカの上院で採決にかけられることになっています。
アメリカ下院が今回の軍事予算案を可決した一方、アメリカの各地で、福祉、教育、保健衛生関連の予算を削減するための同国の政府や議会の政策に対する、大規模な抗議が行われています。
トランプ政権はまた、公立学校や、身体障害を持つ学生への支援予算を削減し、アメリカの学校のさらなる民営化を決定しています。
タグ