韓国が、アメリカを相手取りWTOに提訴
7月 18, 2017 19:47 Asia/Tokyo
韓国政府が、同国の工業製品に対する重税を理由に、アメリカ政府をWTO・世界貿易機関に提訴しようとしています。
イルナー通信によりますと、韓国の産業通商資源省の長官に指名されたペク・ウンギュ氏は、アメリカとの自由貿易協定について、「アメリカがこの協定への不満により、一方的に関税を課している。これにより、韓国政府はアメリカをWTOに提訴する」と語っています。
韓国政府は、「アメリカのトランプ大統領は、2012年に韓国との間で締結された自由貿易協定に満足しておらず、これを恐ろしい協定だとしている」と表明しました。
ペク・ウンギュ氏はまた、「アメリカ政府は、特に鉄鋼輸出業者を初めとする工業部門に重税を課しており、このことから韓国の工業に圧力がかけられている」と述べています。
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