アメリカ国務省、年次報告でイランをテロ支援国と非難
7月 20, 2017 19:17 Asia/Tokyo
アメリカ国務省が、「イランは2016年も世界の主なテロ支援国家だった」と主張しました。
IRIB通信によりますと、アメリカ国務省は、19日水曜、テロに関する年次報告を発表し、改めてイランをテロ支援で非難しました。
この敵対的な報告では、イランは、イラク、シリア、イエメンの情勢不安の原因になっているグループの支援を続けている、と主張されています。
また、イランはシリアとイラクで、シーア派組織の戦闘員の勧誘を続けているとされています。
さらに、「イランは、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーへの支援という立場を変えていない」と強調しました。
トランプ政権が発足してから初めてのテロに関する報告となったこの年次報告では、「2016年のテロ攻撃は、前の年と比較して9%減少した」とされています。
アメリカ国務省のテロに関する報告が発表された中、アメリカは真のテロ支援国であり、テロをよいテロと悪いテロに分け、西アジアで植民地主義的な目的を追求しています。
イランの効果的な活動がなかったら、テロ組織ISISは、アメリカの支援を受け、イラク、シリア、その他の地域やヨーロッパの多くの国に広がっていたと考えられます。
アメリカが主導する対ISIS有志連合は、ISISとの戦いと同時に、シリアやイラクでISISの戦闘員を誘導、管理し、彼らが完全に敗北しないようにしています。
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