IMF専務理事、「イランに対する融資の方針を変更しない」
10月 15, 2017 16:48 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金のラガルド専務理事が、イランに簡単に融資しないよう求めたアメリカのトランプ大統領の最近の要請に対し、「IMFはイランに対する融資の方針を変更する意向はない」と語りました。
IRIB通信によりますと、ラガルド専務理事は14日土曜、この組織に現在199カ国が加盟しているとし、「イランをはじめとするIMFの加盟国が、この組織に融資の提供を依頼してきた場合、IMFはその国への融資に向けた準備を整える」と述べています。
イラン外務省のガーセミー報道官も最近、「トランプ大統領が最近、イランに簡単に融資を提供しないよう要請したことは、同大統領が国際機関の業務の流れを知らず、また国際機関の業務に干渉していることを示している」としました。
アメリカは、トランプ大統領の就任により、これまで以上にイランに打撃を与えようとしています。