ガス輸出国フォーラム首脳会合、世界の持続可能な発展を強調
11月 25, 2017 18:44 Asia/Tokyo
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ガス輸出国フォーラム首脳会合
ガス輸出国フォーラムの首脳会合の参加者が、声明を発し、天然ガスは信頼できるクリーンエネルギーだとして、世界の持続可能な発展を強調しました。
イルナー通信によりますと、ボリビアで行われたガス輸出国フォーラムの首脳会合の声明で、加盟国の天然ガス資源の永続的な所有権の承認、世界のエネルギー需要をまかなう上での天然ガスの供給国としての加盟国の役割、天然ガスの適正価格の設定の重要性などが強調されました。
また、自国外の法規の悪用に関する深い懸念、天然ガスの取引における一方的な制裁への批判、情報交換や技術移転、調査、開発を目的とした加盟国の協力の重要性、天然ガス産業における成功経験の共有も、この声明で触れられています。

ガス輸出国フォーラムは、2001年、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師の提案により、世界の天然ガスの生産や輸出、価格の調整を目的として、設立されました。
ガス輸出国フォーラムの加盟国は、イラン、アルジェリア、ボリビア、エジプト、赤道ギニア、リビア、ナイジェリア、カタール、ロシア、トリニダード・トバゴ、アラブ首長国連邦、ベネズエラとなっており、加盟国全体で世界の天然ガスの生産量の42%、埋蔵量の70%を保有しています。
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