アメリカ国務長官、「アメリカと北朝鮮の会談は、トランプ大統領個人の考えによるもの」
3月 10, 2018 19:55 Asia/Tokyo
アメリカのティラーソン国務長官が、北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長との対話に関するトランプ大統領の突然の決定は、トランプ大統領の個人的な考えによるものだとしました。
新聞ニューヨークポストによりますと、ティラーソン国務長官は、「トランプ大統領とキム委員長の対話にむけたこの決定は、トランプ大統領個人による決定だ」と語りました。
8日木曜に今は北朝鮮と協議する時期ではないと語ったティラーソン長官は、自身の発言を修正するために、対話と協議は違うとしました。
アメリカ上院のエド・マーキー民主党議員も、ティラーソン長官はトランプ大統領の北朝鮮との対話に向けた決定を知らなかったとして、「アメリカ政府は両国の首脳会談について、ダブルスタンダードに陥っている」と語りました。
トランプ大統領は、8日木曜夜、韓国の政府関係者がキム委員長がトランプ大統領との会談を望んでいると伝えた後、キム委員長との会談を提示しました。
アメリカ大統領が北朝鮮を訪問するのは、これが初めてのことになるでしょう。
一方で、一部のアメリカ政府関係者は、北朝鮮との協議に関する現在のプロセスに関して、トランプ大統領に警告を発しています。
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