アメリカの政情が、益々事前予測不可能に
3月 18, 2018 20:23 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領が、政界の内部修正を実施する中、アメリカの今後の情勢の見通しが立たなくなるとする懸念が高まっています。
カナダのインターネットサイト・グローバルリサーチは、「アメリカでティラーソン国務長官が解任され、ポンペオ元CIA長官が後任に選ばれたのは決して驚くべきことではない。その理由は、このことがうわさとして、既に6ヶ月前に囁かれていたことによる」と報じました。
この報告はまた、「ティラーソン氏はトランプ大統領を気違いじみているとし、弱体化を狙うトランプ氏の行動に反発した」とし、ポンペオ元CIA長官が後任者に指名されたことについても、「ポンペオ氏は、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのイスラエルの首都への正式認定、という決定の重要な支持者の1人であり、彼が国務長官に就任すればアメリカは中東に対し、益々侵略的な政策を講じるだろう」と報じています。
さらに、「ポンペオ氏の後任として、初の女性CIA長官となるジーナ・ハスペル氏が指名されたことは、さらに大きな懸念材料である。それは、ハスペル氏が刑務所の収監者に対する拷問政策を打ち出した人物の1人だからであり、これは2001年の9.11テロ以来急速に広まっている」としました。
トランプ大統領は今月13日、ティラーソン国務長官を解任し、その後任として元CIA長官のマイク・ポンペオ氏を指名しました。
タグ