アジア市場で、原油が値下がり
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アジア市場で原油の値下がり
アジアの石油市場における取引で、アメリカ産軽油WTI・ウェストテキサス・インターミディエイトと、ヨーロッパ産原油の主要銘柄・北海ブレントが値下がりしました。
フランス通信が、シンガポールから’伝えたところによりますと、シンガポール市場で23日月曜、WTIの6月渡しが10セント値下がりし、1バレル68ドル30セントとなりました。
また、北海ブレントの6月渡しも5セント値下がりし、1バレル73ドル76セントで取引されています。
サウジアラビア・ジェッダでの石油関連の会合の開催により、世界市場では原油価格の大幅な下落は見られませんでした。
この会合では、OPEC石油輸出国機構と、ロシアなどこの組織に加盟しない10の産油国が2018年以降も引き続き、世界市場での原油の値上げを目的とした産油枠の引き下げ合意を実施すると表明しています。
この合意は、2016年末から実施され、現在も継続されています。
今回の会合では、原油価格が人為的に高額に保たれているとする、アメリカのトランプ大統領の発言が検討されました。
これについて、シンガポールの大手金融グループ、フィリップキャピタルPhillip Capitalの系列金融機関フィリップフューチャーズのアナリスト、ベンジャミンン・ルー氏は、「トランプ大統領のこの発言からして、投資銀行の多くは、国際市場での原油価格が1バレル80ドルに達する可能性もあると見ている」と語りました。
なお、今月20日の取引の終値は、北海ブレントが1バレル74ドル6セントに達し、2014年以来の最高値となっています。
また、WTIも20日の取引終了時でその前日より9セント値上がりし、1バレル68ドル38セントで取引されました。