アジア市場で原油が値下がり
4月 30, 2018 15:01 Asia/Tokyo
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原油の値下がり
アジアの石油市場で、アメリカ産軽油WTIウェストテキサス・インターミディエイトと、ヨーロッパ産原油の主要銘柄・北海ブレントが値下がりしました。
フランス通信が、シンガポールから伝えたところによりますと、WTIの6月渡しは30日月曜、シンガポール市場で前日より22セント値下がりし、1バレル67ドル88セントとなりました。
また、北海ブレントの6月渡しも29日日曜より51セント値下がりし、1バレル74ドル13セントで取引されています。
アメリカでの油田の増加は、同国における週単位、あるいは月単位の産油量が増加している事を示しています。
アメリカの産油量の増加は、世界市場における原油の値下がりにより生じたものです。
しかし、世界で必要とされる原油の多くを生産している中東での地政学的な緊張により、原油の値下がりはそれほど目立ったものではありません。
シンガポールの大手金融グループ、フィリップキャピタルPhillip Capitalの系列金融機関、フィリップフューチャーズPhillip Futuresのベンジャミン・ロー氏は、これについて、「30日月曜、アメリカで採掘活動が行われている油田の数が増加したことにより、原油が値下がりした。だが、全体的に世界市場での原油価格は、アメリカのトランプ大統領がイランとの核合意への処遇の決定を発表する来月12日まで上昇するだろう」との見方を示しました。
アメリカは核合意から離脱した場合、核合意により現在一時的に中止されている対イラン制裁を復活させる可能性があります。
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