アジア市場で、原油価格が高騰
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アメリカが、イランとの間に交わした核合意からの離脱と、対イラン制裁の復活を発表したことを受け、アジア市場でアメリカ産軽油WTIウェストテキサスインターミディエイトとヨーロッパ産原油の主要銘柄・北海ブレントが値上がりしました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
May 09, 2018 15:05 Asia/Tokyo
  • 原油価格の高騰
    原油価格の高騰

アメリカが、イランとの間に交わした核合意からの離脱と、対イラン制裁の復活を発表したことを受け、アジア市場でアメリカ産軽油WTIウェストテキサスインターミディエイトとヨーロッパ産原油の主要銘柄・北海ブレントが値上がりしました。

フランス通信が、シンガポールから伝えたところによりますと、シンガポール市場での電子取引でWTIの6月渡しが1ドル56セント上昇し、1バレル70ドル62セントに達しました。

また、北海ブレントの7月渡しも1ドル81セント上昇し、76ドル66セントとなっています。

アメリカのトランプ大統領は8日、核合意からの離脱と、これに伴う対イラン制裁の復活を表明しました、。

石油市場の投資家の間ではかなり前から、アメリカによるこの決定が予測されていた事から、国際市場での原油価格はこの数日、3年ぶりの高値を記録しています。

石油問題の専門家は、世界市場でのこの現状から、原油価は1バレル80ドルに達する可能性があるとみています。

また、ベネズエラでの政治危機も、世界市場での原油価格の高騰の要因となっています。

総括すると、OPEC石油輸出国機構と、これに加盟しないロシアなどの10の産油国による産油枠の引き下げ合意に加えて、アメリカの石油備蓄量の減少の可能性や、世界規模での原油の需要の高まりなども、最近の原油価格の高騰に影響しているといえます。

シンガポールの大手金融グループ、フィリップキャピタルPhillip Capitalの系列金融機関・フィリップフューチャーズPhillip Futuresのアナリスト、ベンジャミン・ルー氏は、これについて、「世界市場での原油価格の高騰の主な原因は、アメリカが対イラン制裁の復活に踏み切ったこと、そして世界市場に対する原油の供給が減少するとの展望によるものだ」と述べています。