石油がアジアでは値上がり、ニューヨークでは値下がり
6月 20, 2018 15:04 Asia/Tokyo
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原油価格
アジア市場で原油価格が上昇した一方で、ニューヨーク市場では下落しています。
フランス通信が、シンガポールから伝えたところによりますと、 パンアメリカンペトロリウム社が、アメリカの原油備蓄量が減少すると予測したことを受けて20日水曜、アジア市場では原油が値上がりしました。
アジア市場では、20日、アメリカ産軽油ウェストテキサス・インターミディエイトの7月渡し分が、23セント値上がりし、1バレル65ドル30セントで取引されました。
また、ヨーロッパ産原油の主要銘柄である北海ブレントの8月渡し分も19セント値上がりし、1バレル75ドル27セントに達しています。
なお、ニューヨーク市場での19日火曜の取引の終値は、アメリカ産軽油が78セント値下がりし、1バレル65ドル7セントで取引されました。
さらに、ロンドン市場でも北海ブレントが26セント値下がりし、1バレル75ドル8セントとなっています。
各国の市場は、オーストリア・ウィーンで22日金曜と23日土曜に実施される、OPEC石油輸出国機構と、それ以外の10の産油国による閣僚会合の結果を待っています。
今回のウィーンでの会合では、議論が白熱すると予測されています。
サウジアラビアとロシアは、産油量の引き上げを求めています。
昨年の初めには、市場への過剰供給を削減し、原油価格の安定を狙いとした産油枠の引き下げ協定が調印され、これは今年末まで延長されていますが、イランは原油価格の低下の可能性を懸念しています。
一方で、アナリストはアメリカと中国の貿易戦争の激化をめぐる懸念が、石油市場にとっての世界的な需要に影響しているとしています。
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