アメリカ大統領の対イラン政策により、ヨーロッパとアメリカの間に亀裂
7月 01, 2018 12:08 Asia/Tokyo
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イラン産原油の輸出
アメリカのシンクタンク、ブルッキングス研究所が、「アメリカのトランプ大統領のイランに対する一方的な措置により、アメリカと、ヨーロッパやアジアの同盟国の間の亀裂が深まっている」としています。
ブルッキングス研究所のインターネットサイトによりますと、この研究所のスーザン・マロニー外交政策副部長は、「トランプ大統領のイランに対する最大限の圧力と、11月からイラン産原油の輸入をゼロにするようにとしたアメリカ国務省の声明は、アメリカ政府が外交を捨て、イラン政府にダメージを与えるために経済的な攻撃を行おうとしていることを示している」としました。
マロニー副部長は、トランプ大統領の制裁行使は、アメリカとヨーロッパの同盟国の亀裂を深め、中国、インド、その他のイラン産原油の輸入国とアメリカとの危険な対立のきっかけになるとしています。
さらに、アメリカは、オバマ政権時代とは異なり、今回は単独でイランに敵対しているとし、「オバマ政権時代には、アメリカと世界の大国の協力により、イラン産原油の売却が減少したが、今回、トランプ大統領は、イギリス、ドイツ、フランスの同調を得ておらず、より厳しい時期を迎えることになる」としました。
また、「イラン産原油の代替を確保することは、市場に圧力を加え、世界経済を揺るがし、多大な損害を与えると共に、原油価格の上昇を抑えようとするアメリカ政府の国内の政策に反するものになる」と強調しています。
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