アメリカエネルギー省、「今後は燃料の節約を優先しない」
8月 20, 2018 19:44 Asia/Tokyo
アメリカ・エネルギー省が、同国のエネルギー政策の大規模な変更を発表し、「燃料の節約は今後、アメリカの経済政策の優先事項にはならない」としました。
AP通信によりますと、アメリカエネルギー省は19日日曜、「燃料の節約と石油資源の保護は、今後アメリカの経済面での優先事項には該当しない」と表明しています。
また、「石油と天然ガスの生産の増加により、アメリカでは原油の需要が減っており、この事は国内でのエネルギー節約の必要性に大きく影響する」とされています。
さらに、「今回のエネルギー省の決定により、低燃費車の生産に向けたアメリカ政府の、これまでの数十年間の努力や、化石燃料の節約計画が脅かされる」となっています。
アメリカのトランプ大統領は、気候変動の問題そのものを疑問視しており、エネルギー分野でのアメリカの優位性を国家レベルでの目標に掲げています。
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