アメリカ上院、最高裁判所判事の人事案を僅差で承認
10月 07, 2018 16:45 Asia/Tokyo
アメリカ上院が、トランプ大統領が最高裁判所判事に指名したカバノー氏の人事案を僅差で承認しました。
イルナー通信によりますと、アメリカ上院は、6日土曜、性的暴行で訴えられていたカバノー氏を最高裁判所判事に指名したトランプ大統領の人事を、賛成50、反対48の僅差で承認しました。
カバノー氏は、複数の女性から過去に性的暴行を受けたとして訴えられています。
カバノー氏は、7月に退任した中道保守派のケネディ判事の後任として指名されていました。
今回の承認により、アメリカの最高裁判所はしばらく保守共和党で占められることになります。
最高裁判所判事の任期は終身となっているため、このポストは政党や世論にとって重要になっています。
上院の会議に合わせ、女性に対する性的暴行と戦う団体のメンバー数十人が、アメリカ議会の前で集会を開き、カバノー氏の承認取り消しを求めました。
この数ヶ月、アメリカの多くの政治家や要人が、汚職やセクハラで非難されています。
この問題はトランプ大統領にも及んでいます。
週刊誌ニューズウィークは、最近、アメリカの一部の政治家の汚職やセクハラの問題に触れ、トランプ政権は史上最も堕落した政権だとしました。
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