リビアでのISIS復活の可能性
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リビアのメディアが、同国の政治・安全保障状況と、テロ組織ISISが復活する深刻な危険について警告を発し、リビアは世界の過激派が集まる中心地となる可能性があるとしました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
10月 10, 2018 17:40 Asia/Tokyo
  • リビアでのISIS
    リビアでのISIS

リビアのメディアが、同国の政治・安全保障状況と、テロ組織ISISが復活する深刻な危険について警告を発し、リビアは世界の過激派が集まる中心地となる可能性があるとしました。

リビアのニュースサイト・アルワサトが9日火曜に伝えたところによりますと、リビアは現状、ISISと類似のテロ組織が出現し、現在ほとんど力を持たないこのテロ組織の下部組織が力をつける可能性が高くなっているとしました。

この報道によりますと、騒乱を起こす人物が多いこと、治安部隊の弱体化、人々が多くの武器を保有していること、強力な中央政府が存在しないことから、リビアではISISのようなテロ組織が出現し、力を拡大しているということです。

また、サウジアラビアやイエメンの過激派から、テロ組織アルカイダの核となるものが生じるとして、最終的にこれらのテロリストはISISになびくようになり、現在もリビアの状況は、アルカイダを核にしてISISが出現したアラビア半島の状況に似ているとしました。

さらに、リビアでISISが強力になるのを防ぐために、すべての国が協力し、情報を交換する努力が必要だと強調しました。

リビアは国家分裂状態にあり、国際社会に支持されている首都トリポリのシラージュ首相による国民統一政府と、アル・サニ首相を長とした東部のトブルク政権に分かれています。

 

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